プレスリリース
3M ヘルスケア事業部から分社化したソルベンタム(NYSE:SOLV)は、より良く、よりスマートで、より安全なヘルスケアを提供し、生活の改善を実現
ソルベンタム(Solventum、NYSE:SOLV)は4月1日、3M(NYSE:MMM)からの分社化が完了し、新たに独立したヘルスケア企業として、ニューヨーク証券取引所(NYSE)においてティッカーシンボル「SOLV」で株式の取引が開始されることを発表しました。ソルベンタムは、ヘルスケア、マテリアル・データサイエンス領域で画期的なイノベーションを他社に先がけて開発し、患者さんの生活を改善するための様々なソリューションを推進するとともに、医療従事者のみなさまが最高のパフォーマンスを発揮できるように支援します。
ソルベンタム最高経営責任者(CEO) のブライアン・ハンソンは次のように述べています。「ソルベンタムは本日、上場企業として、またヘルスケア専門の世界的リーダーとしての第一歩を踏み出しました。当社は新しい企業ですが、長年蓄積されてきたお客様の最も困難な課題を解決するための画期的なソリューションを財産・基盤として持っています。世界中のソルベンタム従業員は、より良く、よりスマートで、より安全なヘルスケアを提供し、生活を改善するという当社のミッションに一丸となって取り組んでいきます。」
ソルベンタムは、2023 年に 3M の一事業部門として 82 億ドルの売上を計上しています。最高経営責任者ブライアン・ハンソン、最高財務責任者ウェイド・マクミラン、取締役会会長キャリー・コックス以下、22,000 名以上の従業員で構成されています。
「ソルベンタムは、より中核事業に集中し、業界に特化した成長戦略や市場戦略、リソース配分を実行する能力を強化して、株主に長期的な価値を創出できるポジションにあります」と、ハンソンは述べます。
ソルベンタムは、大規模かつ多様な領域で成長を続ける市場で実績のあるグローバルリーダーです。評判が高く信頼がおけるブランドを幅広く持つ製品ポートフォリオと、高いイノベーション力を備え、成功に向けて有利なポジションにあります。当社は、メディカルサージカル、デンタルソリューション、ヘルスインフォメーションシステム、フィルター製品の 4 つの事業セグメントから成り立っています。我々のソリューションは世界のヘルスケア業界で日々利用されており、結果として質の高い患者ケア・プロセスと業務効率化、安全性および精度の向上に貢献しています。一例として、当社製品は世界各地で 20 億以上の歯科修復手順に採用されており、難治性創傷を年間 160 万件治療していると推定されます。ヘルスインフォメーションシステムのソフトウェアソリューションは、米国内の病院の 75% 以上をはじめとして世界中の多くの医療システムで使用されています。また、社内の見積りに基づくと、フィルター技術による透析治療を通じて、現在2,500 万件以上の救命に貢献しています。ソルベンタムは、これからも医療従事者のみなさまと患者さんの声に耳を傾け、よりよいアウトカムと、より効率的なヘルスケアを実現する新たな方法を継続的に追求していきます。
日本においては、スリーエムヘルスケアジャパンホールディングス合同会社、スリーエムヘルスケアジャパンイノベーション株式会社、スリーエムヘルスケアジャパンプロダクツ株式会社、スリーエムヘルスケアジャパン合同会社、ケーシーアイ株式会社の5つの法人がソルベンタムのメンバーとなりました。それぞれの法人は北村隆文が代表を務めます。北村はソルベンタムのメディカルサージカル事業部の事業部長も兼任します。
「これまでの長年の実績を礎に、ソルベンタムは日本において、より良く、より賢く、より安全な医療を実現し、人びとの生活を向上させるソリューションを、お客様やパートナーにこれからも提供してまいります」と、日本において代表とソルベンタムのメディカルサージカル事業部の事業部長を務める北村隆文は述べています。
ハンソンとソルベンタムのリーダーシップチームメンバーは、4 月 3 日に NYSE でオープニングベルを鳴らして上場を祝う予定です。
将来の見通しに関する記述
このニュースリリースには、ソルベンタムの財務実績、予測、および相当なリスクと不確実性を伴うビジネスの見通しについて、将来予測に関する情報が含まれています。こうした記述は、将来の業績や財務状況、事業計画や見通しに関するあらゆる議論に関連して、「予想する」、「信じる」、「おそれがある」、「推測する」、「期待する」、「予想する」、「目標」、「ガイダンス」、「意図する」、「かもしれない」、「展望」、「計画する」、「推定する」、「求める」、「見込む」、「すべきである」、「目標とする」、「する予定である」、「するつもりだ」といった言葉や、その他の似た意味の言葉の使用によって特定できます。実際の業績が予測と大幅に異なることがある原因には、以下のようなものがあります。(1)世界的な経済、政治、規制、国際取引、地政学上の状況、自然災害、戦争、およびソルベンタムが制御できないその他の事象、(2)新型コロナウイルスによる公衆衛生上の危機に関連するものなどの不測の事象、(3)業務執行上のリスク、(4)ソルベンタムの評判またはブランドの失墜、(5)買収、戦略的提携、売却、その他の戦略的事象によるリスク、(6)様々な市場の第三者パートナーが関与するソルベンタムの事業取引、(7)ソルベンタムの資本および信用市場へのアクセス能力、ならびにソルベンタムの信用格付けの変更、(8)金利リスクと通貨リスクへのエクスポージャー、(9)ソルベンタムが事業を展開する環境の競争の激化および医療業界の統合、(10)顧客の研究予算または政府助成金の削減、(11)ソルベンタムの新製品およびサービスの発売タイミングと市場の受け入れ、(12)特定の主要な医療従事者との仕事上の継続的な関係、(13)政府または民間保険者、あるいはその他の費用抑制措置の費用償還慣行の変更、(14)第三者が供給する部品または原材料を入手するソルベンタムの能力、およびその他の製造および関連するサプライチェーンの問題、中断、および破壊的要因(15)独占禁止法、FCPA およびその他の贈収賄防止法、環境法、反キックバック法ならびに虚偽請求取締法、プライバシー法、税法、さらにソルベンタムが事業を展開する米国およびその他の国におけるその他の法規制に関連する法規制上の手続きおよび法的コンプライアンスリスク(第三者のリスクを含む)、(16)PFAS に関連する負債の可能性、(17)ソルベンタムが事業を実施する厳しい規制環境に関連するリスク、(18)製造物責任請求に関連するリスク、(19)気候変動および気候変動対策、(20)セキュリティ違反およびその他の情報技術インフラの混乱、(21)ソルベンタムが知的財産権を取得、維持、保護、または効果的に行使できないこと、(22)年金および退職後給付債務、(23)ソルベンタムの主要製品の売上または収益性、あるいは主要顧客への売上収益に悪影響を与える事象、(24)分離および流通に関連して締結された様々な分離合意書に基づく義務のいずれかを 3M が履行しないこと、(25)分離で期待される利益、(26)分配金または特定の関連取引を課税取引として取り扱うべきかについての IRS またはその他の税務当局による判断、(27)分離に関して必要な合意または承認が予定の期間内に予定の条件で受け取りもしくは取得されない可能性、あるいは全くできない可能性、(28)追加の債務に伴う分離およびリスクに関連して実施が予想される資金取引、(29)独立採算ベースの営業経費(シナジー損失を含む)、事業再編コスト、および分離に関連して発生するその他のコスト増加がソルベンタムの予測を上回るリスク、(30)事業に対する分離の影響、その分離がリソース、システム、手順、管理に与える影響、経営陣の重点の転換、および顧客、サプライヤー、従業員、その他のビジネス取引先との関係への影響などが予測よりも困難で、時間とコストがかかる可能性。
このような仮定や要因の変動により、業績は大きく変わる可能性があります。これらの要因の詳細については、分社化に関連してソルベンタムが証券取引委員会に提出した報告書の「将来の見通しに関する記述の注意書」および告知書「リスク要因」の項に記載されています。ソルベンタムは、新しい情報、または将来の出来事や展開の結果として、本書に記載されているいかなる将来の見通しに関する記述も更新する義務を負いません。
ソルベンタム(Solventum)について
ソルベンタムは、「より良く、よりスマートで、より安全なヘルスケアを提供し、生活を改善する」ことをミッションとしています。新しい企業ですが、長年蓄積されてきたお客様の最も困難な課題に対する画期的なソリューションを財産・基盤として、ヘルスケア、マテリアル・データサイエンスの領域で画期的なイノベーションを他社に先がけて開発し、患者さんの生活を改善して、医療従事者のみなさまが最高のパフォーマンスを発揮できるように支援します。詳細については、Solventum.com をご覧ください。